「鏡餅」の出荷が新潟県 新発田市の工場で始まりました。
人気アニメとコラボした鏡餅もあり、メーカーはお正月の準備も家族で楽しんでほしいとしています。

サトウ食品の新発田工場で行われた鏡餅の出発式。
無病息災や商売繁盛を願って神事が執り行われたあと、およそ770キロの鏡餅が首都圏に向けて出発しました。

サトウ食品では今年20種類の鏡餅を用意。定番のものから、人気アニメのキャラクターが描かれたものも。

子どもも喜ぶデザインで、新しい年を迎える準備の時間も家族で楽しんでほしいという思いが込められています。

【サトウ食品 佐藤元 社長】
「(鏡もちを)組み立てたり飾ったりというときに『こういうふうにお正月を過ごすんだよね』という時間がきっとあるんじゃないかなと思う。家族で過ごす時間を大切にしていただきたい」

サトウ食品では今年、例年並みとなるおよそ1200トンの出荷を見込んでいて、8日に出荷された鏡餅は10日には首都圏のスーパーなどに並ぶ予定です。