大手コンビニチェーンでの商品化を目指して高校生が大分県産の食材を使って開発したメニューのコンテストが開かれました。

県と、大手コンビニチェーンローソンは、若い世代に地産地消について関心を持ってもらおうと、高校生を対象に県産品を使った商品開発コンテストを開催しています。

7日は252の応募の中から一次審査を通過したおにぎり部門とベーカリー部門合わせて14作品の最終審査会が開かれました。メニューにはクロメや白ネギなど様々な大分の食材が使われています。

(生徒)「私たちが提案するおにぎりは栄養たっぷりニラ豚おにぎりです。パンチが効く焼き肉のたれを使用しました」

生徒たちは味や栄養価、開発に込めた思いを発表。審査員からの質問にもしっかりと答え商品化に向けてアピールしました。

(生徒)「大分のかぼすの魅力をたくさん伝えられるかぼすおにぎりになった」「もっと安くておいしいものを食べたいという気持ちが強くて、商品を開発したので、いっぱい食べたい方に召し上がっていただきたい」

審査の結果、おにぎり部門とベーカリー部門は、いずれもゆずを使った作品が最優秀賞を受賞し、来年の春に県内のローソンで販売される予定です。