全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)は7日、10月31日現在のサンマの水揚げ状況を公表しました。全国の水揚げ量は1万5,471トンで、去年の1.4倍となりました。

水揚げは北海道、岩手、宮城、福島の4道県であり、10月末までの数量は、北海道が9,507トン(去年の1.37倍)、宮城が2,971トン(去年の1.51倍)、岩手が2,904トン(去年の1.43倍)、福島が89トン(去年の1.33倍)でした。

港別の水揚げ量は北海道の花咲が最も多く8,364トン、次いで岩手の大船渡が本州最多の2,642トン、気仙沼(宮城)1,903トン、女川(宮城)1,068トン、厚岸(北海道)1,061トンと続きます。

水揚げ金額の合計は75億7019万円で前年比+9%。10㎏当たりの単価が4,893円と、去年の6,282円の78%にとどまりました。