長野県の南部、南信州特産の干し柿「市田柿」づくりに小学生が挑戦しました。

「市田柿」づくりを体験したのは、阿智第三小学校の4年生から6年生およそ30人です。


市田柿のPRなどを担う協議会が、地元の伝統食に親しんでもらおうと、10年ほど前から毎年、企画しています。

子どもたちは地元の生産者などに指導してもらいながら、1個ずつ丁寧に皮をむいていきました。

児童:
「皮がひっかかって難しい」

子どもたちは、干す前に柿の皮を試食することに。

その味は…?

児童:
「渋かった。いつも食べている柿の方がおいしい」


その後は柿をつるし、「柿すだれ」を作っていきました。

児童:
「皮をむくところとか、あんまりむき過ぎないようにしっかりできました。おいしくできでほしい」
「家で家族とたくさん食べたい」

つるした柿は酸化防止や殺菌の効果がある「くん蒸」という作業を経て、およそ1か月半後に粉が吹き、食べごろになるということです。