たった一人の部員「来年には無くなってしまいます」

合同チーム 渡邉流羽選手(気仙沼向洋3年):
「(Q 練習相手がいない?)練習相手がいないです。だからネットに向かってキックの練習をしています」

こう話すのは、気仙沼向洋から参戦する渡邉流羽選手です。たった一人の部員、渡邉選手も来年春には卒業します。

渡邉流羽選手:
「来年には無くなってしまいます。ポールだけがたっています」

試合の前日。気仙沼向洋高校での練習の様子を取材しました。部室はどうなっているのでしょうか。

渡邉流羽選手:
「立派ですかね?荷物置き場ですけど…。(Qひとりで使ってる?)はい、ひとりで使ってウェートトレーニングとかしてます」

立派なのは部室だけではありません。グラウンドにはラグビーポールもあれば、かつての部員数を偲ばせるタックル用のバックも。