イスラエルとイスラム組織「ハマス」の大規模衝突が始まってからあすで1か月。パレスチナ自治区ガザでの死者が9700人を超えるなか、ネタニヤフ首相は人質の解放がなければ、停戦には応じないとの考えを改めて示しました。
激しい空爆が続くガザ地区。現地の保健当局によりますと、4日夜には中部の難民キャンプにイスラエル軍の空爆があり、47人が死亡。このほかにも複数の難民キャンプに空爆が相次ぎました。
「私たちが何をしたというのでしょう。何も悪いことはしていません。家には子どもがたくさんいました。どこに行けというのでしょう」
パレスチナ赤新月社は5日、ガザ市の病院近くの建物が空爆を受け、多数の死傷者が出たと発表。こうした病院周辺への攻撃について、イスラエル軍は病院にハマスの拠点があったとして正当性を主張しています。
戦闘が始まってから、あすで1か月。死者はガザ地区で9700人を超え、イスラエル側と合わせ、1万1100人以上に上っています。
また、複数の国連機関などは共同声明で、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関の職員88人を含む多くの関係者が死亡したと発表。「1度の紛争で亡くなった国連関係者の数としては過去最多」だとし、「即時の人道的停戦が必要」と訴えました。
イスラエルのネタニヤフ首相は「ハマスを倒すまで戦いを続ける」と強調。人質の解放なしに停戦はないと改めて明言しています。
そして、イスラエル軍は空爆だけでなく、地上侵攻も進め、ガザ市包囲を強めています。
軍の報道官は5日、「部隊がガザ市南部の海岸線に到達した」と発表。「今、ガザには北と南がある」と述べ、ガザ地区を南北に分断したと主張しました。
一方、ガザへの攻撃をめぐり、イスラエルの閣僚からは物議をかもす発言が。地元メディアによりますと、閣僚の1人、エリヤフ氏はラジオで「ガザに核爆弾を落とすべきか」と尋ねられ…
エリヤフ エルサレム問題・遺産相
「(Q.ガザに核爆弾を落とすべきか?)それも選択肢の一つだ」
発言には国内外から批判が相次ぎ、ネタニヤフ首相は声明で「(エリヤフ氏の)発言は現実とかけ離れている」と即座に否定。エリヤフ氏の閣議への参加を停止する措置をとりました。
こうしたなか、ハマスの指導者・ハニヤ氏は、ハマスを支援するイランの最高指導者・ハメネイ師と会談しました。
イランの国営メディアによりますと、ハニヤ氏はガザの情勢などを説明。ハメネイ師は「アメリカなどの支援を受けたイスラエルの犯罪を強く非難した」ということです。
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