収賄の罪が確定し、退職金の返納命令を受けた大分県別府市の水道局の元職員が市に対し処分の取り消しを求める審査を請求したことがわかりました。

元職員は在職中に業者から賄賂を受け取った罪で、おととし3月に有罪判決が確定。今年8月に退職金全額の返納命令を受けています。

市によりますと元職員は、10月31日付けで市に対し処分の取り消しを求める審査請求を提起したということです。

別府市上下水道局は「審理の場で処分が適法に行われたことを主張し、債権回収に向けてより一層心血を注いでまいります」とコメントしています。