小野さんが語る「P.A.WORKS」の魅力と仕事への向き合い方

―P.A.WORKSの印象は?
声優・小野賢章さん:「すごく前向きな印象があります。地方にフォーカスを当てられることが多いと思うんですけれど、何とか前向きにその地域を盛り上げていこうとか、旅館だったり、今回は蒸留所だったり、見ていて応援したくなる作品が多い印象です。」
―今回初めてP.A.WORKSの作品に携わったそうですが・・・
声優・小野賢章さん:「色んな番組でお世話になった音響監督さんに『P.A.WORKSさんの作品出たことあるっけ?』って言われて。『今回初めてです』と言ったら『いや~、それはだめだね。やっぱりP.A.WORKSさんは出ないと』と冗談交じりで言っていて。本当に光栄です。」
―小野さんはこれまで数多くのキャラクターを演じていますが、声の切り替えはどうしていますか?
声優・小野賢章さん:「あまり引きずらないようにということを意識していますね。精神的にきついキャラクターもあるので、終わったら気にしないように。引きずってしまうと影響が出てしまうので、終わったら次のキャラクターに切り替えて収録に臨んでいます。」
―声優のほか、ナレーションや舞台、俳優などもされていますが、よくある1日のスケジュールを教えてください
声優・小野賢章さん:「僕たちの仕事は、午前の部、午後の部に分かれていて、午前の部にアニメを1本録って、午後の部で違うアニメの作品を1本録って。それがないときは、ゲームアプリやナレーションの収録を入れていくという感じが大体の平日のスケジュールですね。仕事が終わったら夜中までゲームをします!これも、切り替えの時間ですね。」
―これから映画を見られる方へメッセージをお願いします!
声優・小野賢章さん:「『駒田蒸留所へようこそ』。見た後に、『自分が今やっている仕事、もうちょっと考え方を変えたら楽しくできるかもしれない』とか、いろんなことを考えさせられる作品になっていると思いますし、最後はやっぱり、『きょうはウイスキー飲んじゃおうかな』って思ってもらえるような、すてきな作品になっていると思います。本当にたくさんの方に見ていただきたいので、応援よろしくお願いします!」