「世界津波の日」の5日、岩手県宮古市で津波からの避難を想定した炊き出し訓練が行われました。
訓練は宮古市のNPO法人「津波太郎」が企画したもので、会場となった宮古市田老の高台にある公園には、NPOのメンバーや住民など約30人が集まりました。「世界津波の日」は津波対策について、理解や関心を深めてもらうおうと、2015年に国連が定めたものです。今回の訓練では災害時に「かまど」として利用できるベンチを活用した炊き出しが初めて行われたほか、公園の東屋を利用した避難者用のテントも組み立てました。参加者は津波避難を想定した訓練に真剣に取り組んでいました。