■関東大学バレーボール 秋季リーグ 男子1部-2部入替戦(4日、都内)
2部リーグ、全勝で1位の法政大学は駒澤大学(1部12位)を相手にセットカウント3-0で勝利し、2015年秋以来となる1部昇格をきめた。法大は2年生でアジア大会日本代表の高橋慶帆(20)を中心に得点を重ねた。
第1セットから一進一退の攻防が繰り広げる両校。終盤で法大が29-28と1点をリードすると高橋がサービスエースを決め30-28で先制する。第2セットも中盤まで競り合うと10-10の場面で高橋が渾身のスパイクでリードを奪う。その後、4点のリードで試合を優位に進めるも終盤に駒大に同点とされる。しかし、高橋のフェイントなどで再びリードすると、そのまま逃げ切り25ー23で2セット連取した。
第3セットは駒大に終盤までリードされる展開に持ち込まれるも24ー24に追いつく。その後、一進一退の攻防となるも逆転、29―27で法大がストレート勝ち。入れ替え戦では過去5連敗中だったが接戦をものにし、2015年以来の1部昇格を決めた。
試合後、高橋は「チーム全員が1部昇格を目指してやってきたので、決まって本当に嬉しい。半年近く代表で活動してきてパスを合わせるのも難しく、突き詰められていなかったが、その中でも勝利に繋げられて自信になった」と1部昇格を喜んだ。アジア大会での代表を経験し「代表ではオポジットとしての自覚や点の取り方を学ばせて頂いた。将さん(柳田将洋)とかリーダーシップをとってくれる選手を見て自分も学び、今後このチームでやっていく意識を持てた」と自信をのぞかせた。














