今年9月に投開票が行われた岩手県議会議員選挙で、候補者の運動員だった60代の女性が、他の運動員3人に現金を渡したとして書類送検されていたことが分かりました。

岩手県警によりますと、60代の女性運動員は選挙運動期間中に、50代から60代の他の運動員3人に選挙運動の報酬として現金を渡した公職選挙法違反の疑いが持たれています。県警は現金を受け取った3人とともに、女性運動員を今月2日までに盛岡地検に書類送検しました。今回の県議会議員選挙ではこの他に43件の警告があり、前回4年前の選挙と比べて6件増えています。県知事選では8件の警告があり、前回4年前よりも4件増加しました。