農作物の鳥獣被害対策につなげようと、宮崎市ではジビエ料理の普及をめざす研修会が開かれました。

県が開いた2日の研修会には、調理師や専門学校の生徒、あわせて25人が参加。

ジビエ料理の普及に取り組んでいるフランス料理のシェフからシカ肉の解体方法について説明を受けたあと、実際に西米良村で獲れたシカの肉を調理しました。

そして、料理が完成すると、部位ごとに食べ比べをしました。

(研修会に参加した専門学校生)
「やわらかくておいしかったです。スネ(肉)とかも思った以上にやわらかかった。食べやすかったです」

(研修会に参加したシェフ)
「シカ肉をさばいたことがなかったので、良い経験になりました。(シカ肉を)来年ぐらいから使えたらな。メニューの一つで」

ジビエ料理は、有害鳥獣として駆除されたシカやイノシシの有効利用にもつながるため、県では普及に力を入れています。

(日本ジビエ振興協会 藤木徳彦代表理事)
「一番抱えている課題としては、宮崎県内で増えているシカ・イノシシの農作物被害。料理人の方たちに、できたら宮崎県で捕獲されたシカ・イノシシを宮崎のジビエとして使ってもらおうと」

県によりますと、野生鳥獣による農作物被害は年間3億円にものぼっているということです。