県内最大の労働団体・連合山口が定期大会を開き、継続的な賃上げや格差是正に取り組むなどとする大会宣言を採択しました。
山口市で開かれた連合山口の定期大会で、来年度から2年間の運動方針が話し合われました。
連合山口・伊藤正則・会長
「社会情勢の変化をしっかりと見据えて、運動にさらなる工夫を加えつつ、この困難な時代をすべての仲間とともに乗り越えて参りたい」
大会では雇う側と対等な関係を築く「集団的労使関係」の強化や、「ジェンダー平等」などを重点分野とする運動方針が承認されました。不安定な雇用が拡大し物価上昇が生活を圧迫する中、継続的な賃上げや格差の是正に取り組むなどとする大会宣言が採択されました。また、会長には伊藤正則さんが再任されました。
大会には、連合の芳野友子会長も出席しました。芳野会長は賃上げやジェンダー平等の重要性にふれ、「働く人・生活者の立場に立つ政治勢力の結集・拡大を目指し努力していく」と述べました。














