■女子サッカー パリ五輪アジア2次予選 日本代表 2ー0 ベトナム代表(日本時間1日、ウズベキスタン・タシュケント)
なでしこジャパン(世界ランキング8位)が1日、パリ五輪アジア2次予選でベトナム代表(同34位)と対戦。清水梨紗(27)、守屋都弥(27)のゴールで2対0と勝利。3連勝でパリ五輪アジア最終予選に駒を進めた。
2大会連続となる6度目のオリンピック出場を狙うなでしこジャパンの先発はウズベキスタン戦から中2日の試合のため、スタメンを3人変更。GKは田中桃子(23)DFは南萌華(24)、熊谷紗希(32)、高橋はな(23)MFは清水梨紗(27)、長谷川唯(26)、長野風花(24)、遠藤純(23)宮澤ひなた(23)、田中美南(29)FWは千葉玲海菜(24)。Gkの田中桃子は今年2月の親善試合以来、約9ヵ月ぶりに代表のピッチに立った。
なでしこジャパンのメンバーは違うが先月のアジア大会中国・杭州ではベトナム代表に7対0と快勝した。引き分け以上でパリ五輪アジア最終予選に進出する日本は前半開始からベトナムゴール前までボールを運ぶがフィニッシュまで行けず。
16分には左サイドの長野のアーリークロスに千葉がヘディングシュートもキーパーにパンチングでセーブされた。25分には縦パスから田中美南が相手ディフェンスを背負いながら上手く反転してシュートを放ったがこれもキーパーにセーブされた。
39分、日本はベトナム陣内でボールを奪うと、中央の千葉から左サイドの宮澤へ、最後は右サイドから走りこんだ清水が押し込み日本がようやく先制点を奪った。
1対0で後半に入ると7分、右サイドから長谷川がクロスをあげると、相手ディフェンスのクリアボールが熊谷に当たり、後半から出場した守屋都弥(27)の前に。守屋が落ち着いてゴールに流し込み2点目。なでしこはディフェンス2人が得点をあげた。
守りでも気を抜かず、ベトナムのサイド攻撃をしっかり抑えて、後半34分までシュートを1本も打たせなかった。日本はパリ五輪アジア2次予選3試合を無失点。3連勝で最終予選進出を決めた。














