平泉町で1日、奥州藤原氏の栄華をしのぶ秋の藤原まつりが始まり中尊寺では稚児行列が行われました。

稚児行列には平泉町を中心に5歳から6歳の子ども10人が参加しました。赤と青の狩衣・直垂に烏帽子や宝冠を被ったお稚児さんたちは中尊寺の本堂から金色堂までのおよそ300メートルを元気に練り歩きました。きょうの中尊寺は平日ながら午前中から多くの観光客でにぎわい、見頃を迎えた紅葉の中を歩く稚児行列に足を止めて見入っていました。

(参加した女児は)
「楽しかった」
(その親は)
「大きくなったなとすごく思いました。他県から転勤で来ているので、岩手の伝統的な行事に参加できて良かったなと思います」

秋の藤原まつりは3日までの期間中、郷土芸能の奉納などが予定されています。