短歌文学の世界で優れた功績を挙げた人に贈られる「若山牧水賞」。
今年度は科学者でありながら、短歌を作っている京都府の永田 紅 さんが選ばれました。
「若山牧水賞」は、日向市東郷町出身の歌人、若山牧水の功績を顕彰しようと設けられたもので、今年度は、京都府の永田 紅(ながた こう)さん(48歳)が選ばれました。
永田さんは京都大学の特任助教を務めている科学者で、両親も、過去に若山牧水賞を受賞しています。
受賞作の歌集「いま二センチ」は、妊娠・出産や研究生活、それに両親のことなどを科学者の目線で描写していることなどが評価されました。
(選考委員 伊藤一彦さん)
「分かりやすくて奥が深い、非常に新鮮で現代的な叙情がある、科学者の目もあるいい歌集に決まった」
永田さんは「短歌の中に時間を留めていける幸せを実感しつつ、これからも歌を作り続けていきたい」とコメントしてます。
授賞式は、来年2月1日に宮崎市で行われます。
(スタジオ)
ここで、永田さんの歌をご紹介しましょう。
親指と 人差し指の あいだにて 「いま二センチ」の 空気を挟む
こちら、受賞した歌集『いま二センチ』に収められている歌ですが、ご自身が妊娠している時にエコー写真に写った胎児を表現したものだそうです。
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