冬の訪れを前に安全走行への備えをPRです。岩手県雫石町の道の駅で31日、道路を管理する国土交通省の職員が早めのタイヤ交換を呼びかけました。

呼びかけは初雪が観測されたり路面が凍結し始めたりするシーズン始めのこの時期、交通事故を防ごうと毎年行われているものです。
31日は国道46号沿いにある道の駅・雫石あねっこで国交省岩手河川国道事務所の職員5人が立ち寄ったドライバーたちに「早めの冬タイヤ・チェーン装着を!!」と書かれたチラシを配りました。
今シーズンは暖冬になるとの予報もあり、タイヤがすり減るのを敬遠してか雪の降る前後に交換するという人も少なくありません。しかしチラシを配った職員は、道路の思わぬ場所が凍結している可能性があると、早めの交換を呼び掛けます。

(岩手河川国道事務所 道路管理第一課 才川厚生課長)
「日中気温が高くても夜間・早朝は気温が下がるので路面が濡れていれば凍結する場合もある。寒くなって慌ててするよりも少し早めに交換してもらえれば」

岩手河川国道事務所は11月中旬から雫石あねっこなど県内5か所でタイヤ交換の状況を調べて公表することにしています。