各国の大使や海外メディアが被災地を訪れ、震災と原発事故からの復興の現状を視察しました。

福島県相双地方伝統の相馬野馬追の甲冑を身に着けているのは、アフリカ・アンゴラの大使館職員です。

30日に浪江町を訪れた、世界各国の大使を含む大使館職員と海外メディアのおよそ40人。このツアーは、再来年開催される「大阪・関西万博」に先駆けて福島の復興の現状を見てもらい、それぞれの国で発信してもらおうと、経済産業省が企画したものです。

ツアーでは、津波で大きな被害を受けた請戸小学校も視察し、参加者は、地震そして津波の脅威を感じ取っていました。

ドミニカ共和国の大使館職員「被災された方々のことに思いをはせて、小学校を見せていただき日本の方たちの精神性の強さを感じました」

一行は31日、中間貯蔵施設を訪れるほか、「常磐もの」の料理を味わうということです。