新潟市のふるさと納税について返礼品の魅力を発信し、寄付の拡大を目指すプロジェクトに参加していた大学生が市長にプロジェクトの成果を報告しました。
「ふるさと納税魅力向上プロジェクト」の成果を新潟市の中原八一市長に報告したのは、新潟国際情報大学の学生です。今回は、新潟市の返礼品の一つ「コメ」に関して調査や分析を行ってきました。

学生
「私たちの思いとして忙しくても楽においしいものを食べてほしいということから、30、40代の共働きのお母さま方をターゲットにしました」
「無洗米」について検討してきた学生はホームページを30代、40代の女性に訴えかけるデザインにした上で、無洗米の特徴を分かりやすく伝えるべきだと提案しました。

新潟市 中原八一市長
「大変新潟のお米の魅力が伝わってくると言う風に感じている新潟市もふるさと納税の拡大に積極的に取り組んでいきたい」

22年度のふるさと納税の寄付額は、新潟県南魚沼市や燕市で50億円を超えましたが新潟市は4億5000万円でした。
新潟市が全国の市町村で収穫量トップを誇るコメも返礼品となっていますが、寄付額はおよそ1500万円にとどまっていました。

学生
「このプロジェクトに参加させてもらったことでまた新たな課題や発見も見つかったので学びに一歩前進したかなと」
学生が考えたデザインやアイデアなどは来月上旬にはふるさと納税のページに反映される予定だということです。