来年行われるパリオリンピックに向けたサッカー女子のアジア2次予選のグループリーグ第2戦・ウズベキスタン戦が29日に行われ、日本代表・なでしこジャパンは2対0で勝利し2連勝を飾りました。

前の試合からスタメン9人を入れ替え、フレッシュな選手で臨んだなでしこジャパン。相手のウズベキスタンを率いるのは、日本女子サッカーの黎明期を支え、指導者としても様々なチームで選手たちを成長させてきた本田美登里監督です。

試合は前半10分、MF遠藤純(エンジェル・シティFC/アメリカ)のコーナーキックにDF南萌華(ローマ/イタリア)が頭で合わせて先制点を奪うと、15分にはFW千葉玲海菜(千葉レディース)がパスを受けてペナルティエリアに進入。角度のないところから左足でシュートを放つと、これが相手キーパーの頭の上を越えて決まって2対0。その後は日本がキープするものの、無理に攻め込むようなことをせずに時間が進み、前半を折り返します。

後半は最終予選の展開も考えたのか、日本はボールをキープするもののシュートまでいきません。ウズベキスタンはボールを奪って日本の陣内に攻め込もうとするものの途中で日本の選手のボールを奪われ、シュートまで至りません。
結局、試合は2対0で日本がウズベキスタンを下し、グループリーグ2連勝となりました。
なお、GK平尾知佳選手(アルビレックス新潟レディース)はベンチ入りしたものの出場機会はありませんでした。

次の試合は11月1日(水)午後7時から、ベトナムと対戦します。

【試合結果】
日本 2ー0 ウズベキスタン
(前半:2-0、後半:0-0)

【得点】
前半10分 南萌華(ローマ/イタリア)
前半15分 千葉玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)