柏崎刈羽原発の事故を想定した防災訓練、2日目の28日は、住民や自衛隊も参加して大規模な避難訓練などが行われました。

【岸田総理】「原子力緊急事態宣言を発出いたします」


午前9時半に、原子炉の冷却機能が全て失われたという想定で、岸田総理が「原子力緊急事態」を宣言。
各地で住民の避難訓練が行われました。原発から5km圏内に住むおよそ60人が乗り込んだのは、海上自衛隊のエアクッション型揚陸挺(ようりくてい)=「LCAC(エルキャック)」です。



その後、輸送艦へと移り、避難先の直江津港まで移動しました。LCACと船を使った避難訓練は初めてだということです。

【参加した住民は】
「本当に放射性物質がある時に、自衛官は迎えに来てくれるのかなって」

また、一部の住民はヘリコプターで三条市まで移動。ドローンを使ったモニタリング訓練も行われました。


【花角知事】
「いいのかなと思うような場面もあるので、まとめて振り返りの中で確認してもらいたい」

訓練は29日も行われます。