保護者が診断を報告するまで、学校側からの説明はなかった…
(豊田市立東山小学校 杉本康弘校長)
「当日、養護教諭が出張していて不在だった。それに伴い、担任が保冷剤という対応をした」

男子児童は男性教諭に叩かれたあと、担任に耳の不調を訴えましたが、保冷剤を渡されただけで帰宅。その後、保護者が医療機関に連れていき、全治1か月と診断され学校に報告しましたが、この間、学校側から保護者には何の説明もしていなかったのです。

本来、養護教諭が不在の場合、担任が一時処置をして管理職に報告し、医療機関への受診や保護者への連絡も行うルールになっていますが、守られていませんでした。

当日に報告を受けた校長…翌日から修学旅行の引率へ
さらに「体罰」の報告を受けていたにも関わらず、校長は翌26日から、6年生の修学旅行の引率に出かけていました。

(豊田市立東山小学校 杉本康弘校長)
「私が修学旅行の引率に行くなど認識が甘いこと。対応が遅くなったこと。改めて謝罪させていただく。申し訳ございませんでした」
学校は29日、保護者説明会を開くとともに、30日に集会を開き児童たちに説明と謝罪をすることにしています。














