きのう(26日)、プロ野球ドラフト会議が行われ、岡山・香川からは3人が指名を受けました。なかでも岡山・和気町出身の草加勝投手は中日から1位指名を受けています。

同級生・西純矢(阪神)は高校時代からライバル視 中日1位・草加勝投手

東京都内で、プロ野球12球団の関係者が集まり開催されたドラフト会議。即戦力として注目されたのが岡山県和気町出身で亜細亜大学の草加勝投手です。

創志学園高校の時に、現在阪神タイガースに所属する西純矢投手とともにプレーした草加投手。なんと1位指名の2回目で中日とロッテが競合し、抽選の結果中日が交渉権を確定しました。

1位指名を受けた草加投手。地元・和気町の母親らに感謝を述べました。

(草加 勝 投手/亜細亜大学)
「小さいころから、ずっと女手一つで育ててくれた母親には、感謝はずっとしているので、一番に伝えたいなと思います。阪神の西純矢は創志学園高校の時からずっとライバル視してきたので、投げ合って勝負したいなと思います」

ドラフト会議終了後には、中日の立浪監督が草加投手のもとを電撃訪問です。

(中日ドラゴンズ 立浪和義 監督)
「本当に非常に良いピッチャーを指名することができたな、と思っています。新人王を当然そこは目指してやってもらいたい」

かつてバッテリー組んだ浅野翔吾選手と対戦を オリックス育成1位・寿賀弘都選手 

(会場アナウンス)
「オリックス・寿賀弘都投手」

(寿賀 弘都 投手・英明高)
「日本一の球団で、そういう球団から評価されたというのがすごくうれしい」

オリックスから育成1位で指名された、高松市出身・英明高校の寿賀弘都投手です。

今年は春・夏連続で甲子園に出場。身長180センチ体重80キロの左投げ左打ちで、MAX145キロの直球と切れのあるスライダーを武器に、まずは支配下入りを目指します。

(オリックス・育成1位指名 寿賀 弘都 投手/英明)
「自分のいいところを生かしながら、成長して勝てるピッチャーになりたいなと思います。一軍で勝てる信頼される熱い選手になります」

寿賀投手が将来対戦したい相手として挙げたのが、去年のドラフト1位で巨人に入団した浅野翔吾選手。中学校時代にバッテリーを組んだこともありました。

(寿賀 弘都 投手)
「中学校の時からよく紅白戦とかで対戦していたので、プロの舞台でも自分の持っているものをすべて出して、そういう面白い対戦ができたら」

「父と母には迷惑かけた。感謝伝えたい」中日6位・加藤竜馬

また中日が支配下選手として6位で指名したのは、東邦ガス所属で岡山県津山市出身の加藤竜馬投手です。加藤投手は、中日に1位指名された草加投手と同じ亜細亜大学を卒業、即戦力の右腕として期待されています。

(中日6位指名・加藤 竜馬 投手/津山市出身)
「父と母には本当に迷惑をかけてきたので、一番感謝を伝えたい。一軍のマウンドでどんどん自分のボールを投げたい。チームの勝利に貢献したい」