来春のセンバツへと繋がる秋の高校野球・中国大会が岡山県倉敷市で開幕しました。初日のきょう(27日)は、ドラフト1位・草加投手の母校・創志学園が登場しています。

来年3月に開かれるセンバツへの試金石となる秋の高校野球・中国大会。創志学園の初戦の相手は鳥取の米子北です。2回表、米子北に先制点を許した創志はそのウラ、1アウト2・3塁の場面で8番・井上。セカンドへのこの打球が内野安打となり同点に。続く9番・角戸のゴロの間に逆転に成功します。投げては、創志先発の中野が140キロを超える直球とスライダーなどを多彩に操り相手打線を翻弄。最少失点に抑えました。結局、12安打8得点を奪った創志が7回コールドで勝利、ベスト8進出です。

(創志学園 中野光琉投手)「チームの目標が中国大会優勝なので、そのためのピッチングをしていきたい」

(創志学園 門馬敬治監督)「勝ったということは、練習ができるということだから。次なる戦いに向け練習ができるんだから。(選手たちには)すぐやろうよ」

創志学園はこの日曜日(29日)、広島新庄と島根の矢上の勝者とベスト4を懸け戦います。またきょう(27日)予定されていた岡山城東対山口の宇部鴻城の試合は雨のため、あす(28日)に順延されました。28日には、岡山学芸館と総社南も中国大会に登場します。