今までにはない新食感のさぬきうどんです。香川県坂出市のメーカーが、パン用の強力粉をブレンドした麺を開発しました。

こちらがうどん用の小麦「さぬきの夢」と、パン用の小麦「はるみずき」をブレンドして作ったさぬきうどんです。これまでのさぬきうどんに比べ少し強い弾力感が特徴です。

(吉原食糧 吉原良一社長)「延びますよ。グーっと延ばすような感じ」

(吉原食糧 吉原良一社長)「口の中ですごい弾力性が残るっていう、これは新しいと思いますね食感としては」

(茅原淳記者)「新しく開発された、『さぬきの夢』と『はるみずき』をブレンドしたうどんを食べてみたいと思います。適度な弾力性があって、噛めば噛むほど小麦のいい香りが口の中に広がってきます」

坂出市の吉原食糧によりますと、従来のもちもち感だけではない食感を求める声が増えてきているということで、今年から香川で本格的に収穫が始まった「はるみずき」を使って開発しました。

(吉原食糧 吉原良一社長)「もちもち性が、かなり口の中で弾力として残るっていう、そういううどんが非常においしいという時代になっているような気がしてるんですね。それにはまさに匹敵する小麦粉になってるんじゃないかなと」

「さぬきの夢」と「はるみずき」をブレンドした小麦粉で作ったさぬきうどんは、来月(11月)3日に吉原食糧で行われるイベントで、一杯100円で食べられるということです。