日本陸上競技連盟は1日、7月16日(日本時間)に開幕を迎える世界陸上オレゴンの追加代表選手を発表した。新たに37人(男子20人、女子17人)が加わり、これまでに発表されていた選手と合わせ、64選手が熱戦を繰り広げる。

山崎一彦強化委員長が「チャレンジングなチーム」と話すように、初出場が7割(男子26人、女子19人)を占める。男子3000m障害の三浦龍司(20・順大)や男子4×100mリレーの栁田大輝(18・東洋大)ら大学生も多く、若い力で世界陸上に臨む。

坂井隆一郎選手、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手、栁田大輝選手

最年長は女子マラソンの新谷仁美(34・積水化学)で、最多出場となるのは今大会が5回目の男子棒高跳・山本聖途(30・トヨタ自動車)。山崎強化委員長は「彼らのキャリアと競技に対する立ち振る舞いを若い選手に示してほしい」とベテラン勢のリーダーシップに期待する。

代表争いが注目された男子100mでは坂井隆一郎(24・大阪ガス)が初の世界陸上代表に選出。坂井は先月26日に行われた布勢スプリントで10秒02をマークし、参加標準記録(10秒05)を突破。すでに日本選手権で2位に入っていたため、代表への条件を満たしていた。

100m、4×100mリレー代表の坂井隆一郎選手

さらに、参加標準記録の突破はならずも、日本選手権(6月9~12日・大阪)で優勝した選手たちも名を連ねた。男子200mでは上山紘輝(23・住友電工)、男子走高跳の真野友博(25・九電工)、女子走幅跳の秦澄美鈴(26・シバタ工業)らが初の代表に。女子やり投の北口榛花(24・JAL)、10年ぶりに日本選手権を制したディーン元気(30・ミズノ)らも同じく代表に選出された。