「普通(実が)連なっているんですよ。それが…。もうほとんどないですよね。もう良いのだけ取っていっちゃっているんですよ。本当に良いのだけ上のほうまで(手が)届いて取ってますよね。毎年…。ずっと我慢してきたんだけど…」言葉を詰まらせながらも被害の状況を語ってくれたのは、青森県五所川原市原子にあるリンゴ園の所有者の妹(56)です。

姉(58)の所有するリンゴ園で母親(77)と共に出来秋を期待しながら毎年リンゴの栽培・収穫をしていた妹が青森テレビの取材に対して語ったのはリンゴ泥棒の卑劣な犯行の実態とリンゴ農家としての悲痛な叫びでした。