半年間で152キロ→159キロに 一躍名を馳せた「北陸の大谷」
入団した独立リーグの富山で取りかかったのは、投球フォームの見直しと筋力アップ。
筋肉量はみるみるうちに増え、それに比例するように最高球速はなんと7キロアップし、159キロに。
一躍、スカウト陣からの注目度も高まり、獲得への興味を示す「調査書」は10球団から届いています。
プロの世界で活躍した吉岡雄二監督の目にも疑いはありません。
「最高球速7キロという話があったが、平均球速は10キロぐらいアップしている。ほぼ150キロを切る球がないので、今年の夏ぐらいにちょっとこれモノが違うなと思ったのは盛っている話ではない」(富山GRNサンダーバーズ吉岡雄二監督)
石橋アナ「背番号17は大谷翔平を意識して?」
大谷投手「何番でもいいですと言ったらスタッフが勝手に決めていたので逆に意識しようと思って。名前負けしないようにということだけ考えている」
無名の存在から一念発起、様々な経験と努力を重ねてきた苦労人が、「北陸の大谷」としてその名を馳せ、運命の日を待ちます。
大谷選手「不安はないです。どこの球団に何位で指名されるかワクワクが強い。一軍でバリバリ活躍していろいろな野球をしている子どもたちの目標になる選手になりたい」