きのう(25日)夜、岡山県真庭市の久世地区で伝統行事の「だんじり喧嘩(げんか)」が始まりました。先週、隣りあう勝山地区で起きた死亡事故を受け、安全対策を徹底して開催されました。

江戸時代から続く久世地区の伝統行事、「だんじり喧嘩」です。重さ2トンのだんじりが勇壮なぶつかり合いを繰り広げ、観衆を魅了しました。

一方で、先週(20日)隣り合う勝山地区では、同じくだんじりをぶつけ合う祭りで事故があり男性1人が死亡。

事故を受け、久世地区では祭りの前に警察を交えた会議を行い、警備の数を増やすなどの安全対策を行いました。

(久世祭りだんじり保存会 仁枝章会長)
「身を引き締めて、万全の安全対策で事故防止に臨みたい」

(参加者)
「だんじり一丸となって、けがの無いようにやろうと思っていますので、全員で気を付けて、さらに事故が起きないよう徹底して行っています」

祭りはきょう(26日)も行われ、だんじり喧嘩のあと、恒例の餅投げが行われる予定です