イスラエルが空爆を続けるパレスチナ自治区ガザでは、死者が6500人を超えました。一方、イスラエルではイスラム組織ハマスに拘束されている人質の解放を求める訴えが続いています。

ガザ地区北部の病院に運び込まれる赤ちゃん。医療スタッフが急ピッチでけがの手当を行います。

25日もイスラエルによるガザへの攻撃は続いていて、パレスチナ当局によりますと、ガザ地区ではここ1日の間に子ども344人を含む756人が死亡。戦闘開始以降の死者は6500人を超えたということで、イスラエル側とあわせ8000人近くが犠牲になりました。

一方、イスラエル・テルアビブでは、噴水の周りにたくさんの熊のぬいぐるみが置かれています。

ぬいぐるみは目隠しをされ、胸元には「誘拐」と書かれた子どもの写真が…。

現在も子どもを含む200人以上がハマスに人質として拘束されているとみられ、ぬいぐるみは人質の解放を訴えるものだということです。