岡山市で、交際相手の娘を虐待の末死亡させたとして、男に懲役14年の判決が言い渡された事件についてです。共犯とされる母親が男に対して、今年の6月に2500万円の損害賠償請求を行っていたことが分かりました。
去年1月、交際していた西田彩被告の娘で当時6歳だった真愛ちゃんを虐待し死亡させたとして、今月(10月)19日に懲役14年の判決を言い渡された船橋誠二被告に対して、西田被告は今年6月、被害者の遺族として2,500万円の損害賠償請求を岡山地裁に申し立てたということです。
西田被告の弁護人は、真愛ちゃんが受けた精神的苦痛と娘を失った西田被告自身への慰謝料として損害賠償を求めたとしていて、「真愛ちゃんの死の責任を船橋被告にとらせるための請求だ」と述べています。これに対し船橋被告側は「法律に従って主張すべきことは主張していく」と争う姿勢だということです。
審理は今月27日に始まる予定です。