中国の習近平国家主席は「アメリカと協力してグローバルな課題に対処したい」とするメッセージを米中関係に関する会合に送りました。

来月、米中首脳会談が模索されるなか習主席が関係改善に前向きな姿勢を示した形です。

中国国営の新華社通信によりますと習近平国家主席は25日、アメリカの民間団体「米中関係全国委員会」のイベントに祝辞を寄せました。祝辞で習主席は「2つの大国が正しい付き合い方を確立できるかは世界の平和的な発展と人類の未来の運命にとって極めて重要だ」と指摘。その上で、「中国はアメリカとの協力を推進しグローバルな課題に対処するため共に努力することを望んでいる」と強調しました。

米中は来月、サンフランシスコで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議に合わせて首脳会談を模索していますが、習主席が関係改善に前向きな姿勢を示した形です。また、王毅政治局員兼外相は26日から28日の日程でアメリカ・ワシントンを訪れブリンケン国務長官と会談する予定で、首脳会談に向けた地ならしが進むのか注目されます。