26日はいよいよ「運命の日」プロ野球ドラフト会議が行われます。宮城県内で注目が集まるのが仙台大学の辻本倫太郎内野手です。彼の魅力、そして掲げている大きな目標とは。
プロ注目の内野手仙台大学のキャプテン、辻本倫太郎選手。大学では1年生の秋からショートでリーグ戦に出場し、さらに去年今年と侍ジャパン大学代表にも選ばれる実力。”世代ナンバーワンショート”の呼び声高い彼の目標とは。
仙台大学 辻本倫太郎選手:
「仙台大学の野手でまだ一人も支配下指名がいないので、まずはそこを目標にしながら、できるだけ上の順位でというところを最終目標にして今は頑張ってやっています。」

辻本選手の武器はなんといっても「守備力」。身長168センチと小柄ながらその俊足と強肩で世代トップクラスの守備範囲を誇ります。
大学入学のころから辻本選手を見てきた小野寺コーチは「速さ」が武器と語ります。
仙台大学 小野寺和也コーチ:
「守備の足さばき、一歩目の速さ、特にフライに対する反応であったりとか、大学に入って来た時から守備の中での速さは抜群なものがありました」

さらに、辻本選手は打撃のパンチ力も十分。この4年間で長打力を磨き、今年の春のリーグ最終戦では先制タイムリーなど4打点の活躍、チームを8年ぶりの全国大会出場へ導きました。
仙台大学 辻本倫太郎選手:
「体は大きい方じゃないんですけどホームランも打てて長打も打ててチャンスに強いバッティングがウリです」
辻本選手がグローブに刻む「座右の銘」があります。
仙台大学 辻本倫太郎選手:
「一陽来復です。辛いことが続いても必ずいいこと起こるという意味です。4年生のラストシーズンで苦しいこと増えると思ったので入れました。(効果は?)絶大です。乗り越えられましたいろいろ」

仙台大創部以来初となる野手での支配下指名を目指して。辻本選手は鍛えぬいた守備と打撃で来るべきその日を待ちます。注目のドラフト会議は26日行われます。














