「コロナの影響で部品ができない」品薄により勃発する“除雪機争奪戦”

ホンダオートセンター青森 奥谷暢孝代表
「いつもはこの時期になるとバイクと除雪機を入れ替えて15台くらい小さいのから大きいのまでずらーっと並べます」

それが2023年は店頭に除雪機が1台も置けない状態。120台発注して入荷できたのは3分の1の35台。3年連続の品薄だといいます。

ホンダオートセンター青森 奥谷暢孝代表
「去年同様にコロナの影響で部品ができないということでメーカーから聞いています。プラスで今年は組み立て工場の人手不足が要因になっていますね」

品薄によって準備はどんどん早まり、雪国ではいま“除雪機の争奪戦”が起きているのです。

ホンダオートセンター青森 奥谷暢孝代表
「早い人は去年から予約している。今年動き出した人でも今年の春にはもう予約。夏以降に欲しいと相談に来た人はなかなか希望機種が買えない状況」

辛い雪かきを楽にしてくれる除雪機が手に入らないピンチ。お客さんはもちろんですが店にも大きな打撃です。

ホンダオートセンター青森 奥谷暢孝代表
「普段はバイクの販売をしていて、冬場は除雪機の販売と修理。売るものがないということは、死活問題」