10月、開館30年を迎えた岡山市の犬養木堂記念館で、未公開の収蔵品を集めた特別展が行われています。

明治から昭和にかけて活躍した岡山市出身の内閣総理大臣、犬養毅です。

岡山市の犬養木堂記念館では今月(10月)、開館30年を迎えたことに合わせ、寄贈されている未公開の資料など約50点を公開しています。

こちらは現在の高梁市の選挙区で当選を飾ったときの選挙事務所の看板です。

また、支援者に対してお礼に出向くのが遅れたことを詫びる手紙も展示されていて、木堂の誠実さがうかがえます。

(犬養木堂記念館 学芸員石川由希さん)「普段なかなか展示できないものが、一同に揃っています。犬養の筆まめさや丁寧さを知ってただけたら」

特別展は11月30日まで開かれています。