23日夜、JR仙台駅で運転士が列車の運行に必要な鍵を忘れ、乗車することになっていた東北本線の上り列車に3分の遅れが出ました。

JR東日本によりますと、23日午後6時半頃、仙台駅を出て白石駅に向かう東北本線の上り普通列車で、この列車に乗車することになっていた運転士が、ハンドルを操作するための鍵を事務所に忘れました。その後、他の職員が鍵を届けに来て列車は仙台駅を出発しましたが、この列車に3分の遅れが生じ、乗客850人が影響を受けました。この運転士は直前まで他の見習いの運転士と共に別の列車に乗っていて、別れた際に鍵を受け取るのを忘れていたということです。JR東日本は「このような事象を繰り返さないよう改めて指導を徹底していく」としています。