エンゼルスの大谷翔平(29)が選手間投票による「ア・リーグ最優秀野手」に輝いた。受賞は2年ぶりとなる2度目。同じくファイナリストに残っていた「年間最優秀選手(プレーヤー・オブ・ザ・イヤー)」は獲得ならず、2021年以来のダブル受賞とはならなかった。
両リーグ合わせて1人を選ぶ年間最優秀選手とア・リーグ最優秀野手の最終選考3人に残った大谷。受賞者はこの日「ESPN」の番組内で発表され、「最優秀野手」は首位打者のヤンディ・ディアス(レイズ)、打率リーグ2位のコリー・シーガー(レンジャーズ)との3人から大谷が選出された。
2023年は異次元の活躍をみせた大谷
「年間最優秀選手」には、メジャー史上初となる「40‐70」(40本塁打&70盗塁)という規格外の記録をマークしたブレーブスのアクーニャJr(25)が受賞。オールスターのファン投票では、308万2600票と最多得票で、大谷を上回っていた。
大谷は2021年に46本塁打を放ち、日本人選手初となるダブル受賞を獲得した。2022年は62本塁打を放ったA.ジャッジ(31)にタイトルを奪われ、今年は両部門で3年連続のファイナリストに選出されていた。