石川県と岐阜県を結ぶ白山白川郷ホワイトロードでは鮮やかに紅葉が色づき、秋の深まりを感じる大パノラマが広がっています。
22日撮影された「白山白川郷ホワイトロード」の、岐阜県側にある白川郷展望台駐車場付近からの絶景です。全長33.3キロの観光道路にはすでに紅葉前線が下りてきています。

石川県と岐阜県の境にある三方岩駐車場から見た23日の景色です。

標高1450メートル付近では、3日前に降った雪が残る中、あいにくの曇り空にもかかわらず、登山者や紅葉狩りに訪れた観光客でにぎわっていました。
観光客
「何日か前に雪が降ったと聞いて、雪と紅葉のコラボを楽しみに来た」
「ちょっと曇っているから残念だなと」
石川県側に少し下った栂の木台駐車場では、雪をまとった白山と紅葉との共演も楽しめました。管理事務所によりますと、夏の日照時間が長かったことで、今シーズンは養分を蓄えた葉が一段と鮮やかに色づいているということです。
観光客
「いつも黄色のイメージだったのが今年は赤が多いなと思いましたね」
「色がきれいで映えてるね」
紅葉前線は、標高1000メートル付近の国見展望台まで降りてきているようです。名所・ふくべの大滝付近では、ようやく紅葉が始まったところ。今週末にはこのあたりも見頃を迎え絶好のスポットになりそうです。

白山林道石川管理事務所・平田昭生 所長
「同じ紅葉でも見る場所によって全く違いますので、皆さんでどこが綺麗かなどを探してみていただければ」
白山白川郷ホワイトロードは11月10日まで営業予定です。