香川県の池田知事は、高松―上海線の定期便の運休が12月末まで延長されたことについて、早期の再開を求めていく考えを明らかにしました。

高松―上海線は9月、3年7か月ぶりに定期便の運航が再開されたものの、10月10日から28日まで運休が決まっていました。

先週、運航する「春秋航空」が、さらに12月31日まで運休の継続を決めたものです。

香川県の池田知事はきょう(23日)の会見で、運休の影響で「中国の観光客が戻るのに少し時間がかかる」との見通しを示しました。

(池田豊人香川県知事)
「春秋グループと情報交換を密にして、早期に運航が再開されるように努めていきたいと考えております」

また、新型コロナの影響で止まったままとなっている、高松空港ターミナルビルの増築については、利便性向上のため運営会社に早期の実現を働きかけていく考えを示しました。