イスラエルによる攻撃が続くパレスチナ自治区ガザには2日連続で人道支援物資が到着しましたが、必要な支援は足りないままです。一方、イスラエルのネタニヤフ首相は「我々は2つの戦いの中にいる」と述べ、戦闘が周辺国に拡大する懸念も高まっています。
国連の人道問題調整事務所によりますと、ガザには前日に続き22日もエジプトとの境界の検問所から食料や水などを乗せたトラック14台が到着しました。ただ、必要な支援には足りておらず、燃料が3日以内に尽きるとの指摘も出ています。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相はレバノンとの国境付近に展開する部隊を視察しました。レバノンとの国境付近にはレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の攻撃が相次ぎ、イスラエル軍も反撃、双方に死傷者が出ています。
ネタニヤフ首相は「我々は2つの戦いの中にいる」と述べ、ガザを支配するイスラム組織「ハマス」とだけでなく、ヒズボラを合わせた二正面で戦っていることを強調。
そのうえで、「ヒズボラが本格的に参戦を決めれば大きな過ちとなるだろう」「いかなるシナリオにも準備はできている」とけん制、戦闘拡大の懸念も高まっています。
イスラエルによるガザへの攻撃は22日も続き、ガザではこれまでに4651人が死亡。犠牲者の数は双方合わせて6000人以上に上り、ハマス側の攻撃も続いています。
こうしたなか、イスラエル軍はエジプトとの国境付近でエジプト側の監視塔を戦車で誤って砲撃したと発表。エジプト軍によりますと、数人が軽傷を負ったということです。
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