岡山県北では紅葉が始まり、秋の深まりが感じられます。岡山県真庭市の蒜山高原では、けさ(23日)雲海が発生し幻想的な光景がひろがりました。

真庭市の蒜山高原にある「鬼女台展望休憩所」からの眺めです。夜の間に晴れて地上の熱が奪われる放射冷却現象が起きたことで、山間部付近に雲海が発生しました。

標高869メートル。群生しているススキと、色づき始めた木々との共演が秋の深まりを感じさせてくれます。

(鳥取から訪れた人)
「雄大な雲海が広がって、とても自然を感じることができました。朝4時に起きてここに来たので、眠たいんですけど心は満足しています」

凜と張り詰めた冷たい空気と、幻想的な光景に包まれた蒜山高原の朝です。