イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘は、イスラエル軍が攻撃を強化すると発表し、地上侵攻への緊張がいよいよ高まっています。一方、ハマスは新たに人質を解放する準備があるとしたものの、イスラエル側に拒否されたと主張しました。
ガザ周辺にイスラエル軍が集結するなか、軍の報道官は21日、「戦争の次の段階に備えるため」ガザ北部のハマスへの「攻撃を強化する」と発表しました。
また、参謀総長も「我々はガザに入る。敵は準備しているが、我々も備えている」と述べていて、イスラエルメディアは「地上作戦の準備が完了」したと伝えています。
こうしたなか、ハマスはイスラエル側への越境攻撃の際に拘束したおよそ200人の人質のうち、新たに女性2人を人道上の理由から解放すると仲介役のカタールに伝えたことを明らかにしました。「20日に解放したアメリカ人2人と同じ手順で22日に解放する準備ができている」としています。ただ、「イスラエル政府が受け入れを拒否した」とも主張。
これに対し、イスラエル首相府は「ハマスによる虚偽のプロパガンダには関与しない」と応じています。
一方、イスラエル軍は22日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸・ジェニンの難民キャンプにあるモスクを空爆しました。軍は「このモスクを『ハマス』と『イスラム聖戦』がテロ攻撃のための司令部として使用していた」と主張。
パレスチナ側によりますと、攻撃で4人が死亡したということです。
また、北部では隣接するレバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」との戦闘の激化が懸念されるなか、イスラエル側は新たに国境付近の14の地域の住民の避難を進めているということです。
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