イスラエル軍イスラム組織ハマスとの戦闘が始まってあすで2週間ですが、別の武装組織によるイスラエル北部への攻撃も続くなど戦線の拡大が懸念されています。
取材中にロケット弾が着弾か レバノン国境付近

中東支局 増尾聡記者
「レバノンとの国境から1.5キロほどのところです。あの丘を越えるとレバノンです。こちらイスラエル側に着弾した様子がわかります。ロケットが着弾した様子、煙があがっていて、時折、火も見えました」

JNNのクルーが入ったイスラエル北部シュロミ。ハマスとの戦闘が始まった7日以降、レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」による攻撃を受けています。イスラエル軍も反撃していますが、ここ数日は戦闘員の侵入の試みなど本格的な介入への懸念が高まっています。

イスラエル北部の住人
「子どもも家族も怖がっています。とてつもない恐怖です」
病院では、入院患者全員を地下に移動させていました。
病院スタッフ
「2006年のヒズボラとの紛争では、ミサイルが病院に直撃し破壊されたのです。患者や救急スタッフに安全な場所を提供する必要があります」

ヒズボラの軍事力はハマスよりもはるかに高く、本格的に参戦してくることになればイスラエルにとって脅威です。
バイデン大統領「ハマスとプーチン大統領に共通点」
そのイスラエルとの連帯を強調するアメリカのバイデン大統領。日本時間の20日午前、大統領執務室から国民に向けた演説でイスラエルへの支援の重要性をウクライナ情勢と重ねる形で訴えました。

アメリカ バイデン大統領
「ハマスと(ロシアの)プーチン大統領は異なる脅威を代表しているが共通点がある。ともに隣国の民主主義を完全に消滅させることを望んでいるのです。ウクライナから手を引き、イスラエルに背を向ければ、すべてが危険にさらされる。そうすることに価値はない」
バイデン氏は演説で“ウクライナ支援とイスラエル支援をまとめる形で、かつてない規模の予算を議会に求める”と表明。
一方、イスラエルに対して「怒りに飲み込まれるな」と冷静な対応もあらためて求めています。
こうしたなか、フランス・パリでは…

デモ参加者
「ガザ!ガザ!私たちは寄り添います」
「ネタニヤフ政権は罪のない人々を殺害し、国際法をないがしろにしています」

フランスでは「秩序を乱す恐れがある」として警察がパレスチナ支持を訴えるデモを禁止していましたが、参加者は「不当だ」と抵抗。現地メディアによると禁止命令は取り消されたということです。














