日本銀行の植田総裁が大規模緩和を継続する姿勢を強調したことなどを受け、外国為替市場で円相場は1ドル=150円目前まで円安が進みました。
日銀 植田総裁
「粘り強く金融緩和を継続していくことで、賃金の上昇を伴う形で、2%の物価安定の目標を持続的安定的に実現することを目指していく方針です」
きょう都内で開かれた全国信用組合大会に出席した植田総裁は、「金融・為替市場の動向や経済・物価への影響を十分注意する必要がある」とした上で、大規模な金融緩和を継続する姿勢を強調しました。
植田総裁の発言やアメリカの長期金利上昇を受け、きょうの外国為替市場で円相場は一時、1ドル=149円99銭まで円安が進行。
市場では大規模緩和を続ける日本と金融引き締めが長引くとの観測が広がるアメリカの金利差がさらに拡大するとの見方から、運用でより高い利回りを見込めるドルを買って、円を売る動きが強まりました。
節目となる1ドル=150円を目前に、市場では政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっています。
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