ハロウィーンを前に民間の調査会社が全国の男女5000人を対象に実施したアンケートによりますと、今年のハロウィーンにかける費用は平均5620円。コロナ禍のおととしと比べるとおよそ1.4倍。そしてコロナ禍前の2019年にも迫る勢いで増加していて活気は復調するとみられています。盛り上がりを見せるハロウィーン商戦を取材しました。
ピエロやガイコツが並ぶ不気味な店内。大分市のディスカウントストアではハロウィーンの専用コーナーが設置されています。今年は売り場面積を1.5倍に拡大し、売り上げもコロナ禍前を上回る勢いだということです。
(ドン・キホーテ 田中憲快さん)「外出が増えたり、お友達と遊ぶ機会が増えたりと、かなりのお客様がハロウィーンに興味を示していただいているのではないかなと思います」
中でも、子ども向けの仮装用衣装はラインナップが2倍に。このほか、カチューシャやインテリアグッズの売り上げが好調だといいます。

(ドン・キホーテ 田中憲快さん)「恥ずかしい方とかもいらっしゃると思うので、ちょっとした被り物だったりとか置物を家に飾ったりするだけでも雰囲気を楽しめると思いますので、そういった形でも楽しんでいただけたらなと思います」
一方、大分市の「夜カフェ5」では今年からハロウィーン限定メニューの提供を始めました。
赤と黒のダークな色合いはドラキュラをイメージ。リアルな目玉やガイコツもトッピングされ、“きもかわ”に仕上がっています。

(中島アナ)「イカスミの濃厚なうまみがお口いっぱいに広がります。そしてイカとトマトの酸味も良く効いています」
また、こちらのバターチキンカレーはチーズでつくったお化けと今にも叫び声が聞こえてきそうなナンが特徴。オーナーの遊び心が詰まっています。

(夜カフェ5オーナー篠原義行さん)「ちょっと気持ち悪いところもあるんですけど、気持ち悪いと、かわいいをあわせて笑いがある中で食事をするとおいしくなりますのでぜひ楽しんでいただけたらなと思います」
今年はハロウィーンイベントも目白押しです。大分市中心部では28日に中央通りが歩行者天国となるほか、仮装した人たちによるファッションショーが開催されます。