ウクライナ情勢などを受けて、様々なものが値上がりする中、家畜のえさとなる飼料価格の高騰に苦しむ畜産農家に対し、島根県が追加の支援を発表しました。


24日の定例会見で丸山知事が発表しました。

県は5月議会で、ウシやブタ、ニワトリなどに与えているトウモロコシなど高カロリーの配合飼料の購入について、5億7000万円を支援する補正予算を成立させています。

今回さらに、乳牛などに与えられる輸入牧草についても、県の調整費から1億7700万円の支援を決めました。

これで畜産農家への支援額は、合計で7億4000万円余りとなります。

丸山知事は、価格転嫁ができなければ、畜産農家の廃業も有り得る深刻な事態だと危機感を示すとともに、県内産の農畜産物を積極的に購入することで、生産者を応援して欲しいと県民に呼び掛けました。