元気な赤ちゃんの泣き声が、境内に響き渡りました。

泣いたら勝ち。

米子市の神社で、赤ちゃんの健やかな成長を願う「泣き相撲大会」が開かれました。

米子市淀江町の日吉神社で開かれたのは、今年で25回目となる「乳児泣き相撲」です。

健やかな成長と健康を願い、毎年10月17日に開かれています。

赤い腹巻きと白いはちまきをつけた赤ちゃん。

今年は、生後6か月から1歳半までの49人が参加しました。

力士に扮した氏子の男性に抱えられて土俵に上がり、神様に届くよう、先に泣き声を上げた方が勝ちとなります。

土俵に上がった途端、大泣きする子もいれば…楽しそうににこにこする子も。

十人十色の赤ちゃんたちの取り組みを、訪れた人たちは笑顔で見守りました。

参加した子の親は「人懐っこくて人が大好きなのでやっぱり泣かなかったなと思いました」

参加した子の親は「泣くかなと思ってたので、いい記念になりました」

秋晴れの空に力いっぱいの泣き声と見守る家族たちの笑い声が響き渡りました。