南海トラフの大地震や津波に備えて高校生がこども園の高台避難をサポートする訓練が大分県佐伯市で行われました。

佐伯市の日本文理大学附属高校と、みなとこども園は毎年、合同で避難訓練を実施しています。20日の訓練は地震により津波警報が発表された想定で進められ、園児が施設から800メートルほど離れた高台の公園に向かいました。

高校生は事前に避難経路周辺で園児の避難について企業や団体に協力を呼びかける一方、登り坂で手を繋いでサポートしました。

(園児)「怖かったけどちゃんと逃げられた」
(高校生)「みんなしっかり歩いてくれたので、誘導しやすくてよかったです」

日本文理大学附属高校では今後も地域との連携を強化し、園児の避難時間の短縮を目指します。