価格いつ落ち着く?見通しは

農林水産省の9月の発表によりますと、10月後半には出荷量は平年並みに回復し、価格も平年並みに落ち着く見通しだということです。

10月後半には気温の低下に伴いトマトの生育の回復が見込まれること、例年10月下旬から出荷量が増加する生産量日本一の熊本県産のトマトの生育が順調なことなどが理由だといいます。

とはいっても、もうすぐ10月下旬ですが、本当に落ち着くのでしょうか。そこで、最新の状況について福島市の市場に話を聞いてみました。トマトの担当者によりますと、10月中は高い水準が続くのではないかということです。

熊本産のものがこれから出てくる季節ではありますが、全国的に出荷量が少なくなっている中で、熊本産のものが平年並みになるのかどうかは不透明で先が見通せない状態だということです。