高校ラグビー富山県大会を前に、憧れの花園出場を目指す高校ラガーマンたちを紹介するシリーズ。絶対的エースがチームを引っ張る魚津工業です。

5年ぶり4回目の花園出場を目指す魚津工業。春の県大会では快進撃で決勝に出場するなど今勢いに乗っているチームです。そのチームを引っ張るのは・・・・
瀧川隆一監督:
「やっぱりずば抜けていますし、
県内でも彼くらいのレベルの選手っていうのは
なかなかいないんじゃないかなって思います」
キャプテンでナンバーエイトの島澤桜太選手です。北信越国体で県代表のキャプテンを任されるほど県内屈指の選手。恵まれた体格を武器にディフェンスを切り裂き、春の県大会では、チームの全トライが島澤選手の突破から生まれたといっても過言ではありません。

島澤桜太選手:
「人にあんまり強く言えないので、行動で示して、
みんなに見せていけたらいいなとやってきました」
島澤選手、実は高校からラグビーを始めました。そして彼以外もほとんどが未経験者で部員28人のうち経験者はわずか1人。最初はボールを前に投げてしまう選手がいるなど、基本的なルールを覚えるところからチームづくりが始まりました。そうした中、島澤選手は攻守の要として練習量や、練習に取り組む態度でチームを引っ張ってきました。
そんなキャプテンを支える攻撃の2枚看板は・・・
飛距離のあるキックで陣地をとりチームにチャンスを作る鳥切大聖選手。
副キャプテンとして後輩への指導にも力を入れています。

鳥切大聖選手:
「チームをコントロールし優勝に導きたいと思ってます」
そしてもう一人は、チーム1の俊足を誇る毛利伊吹選手。
スピードを生かしたカウンターが持ち味です。

毛利伊吹選手:
「自分のスピードを最大限生かせるように
相手のスキを一瞬でついていきたいです」
絶対的エースと2枚看板を中心とした多彩な攻撃で相手を翻弄。目指すは優勝です。

島澤桜太選手:
「去年、準決勝で負けてるんで今年は勝って花園行きたいです」